雲仙普賢岳、迫力の平成新山を楽しむ。

2023.06.19(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 13
休憩時間
25
距離
8.8 km
のぼり / くだり
643 / 1028 m

活動詳細

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雲仙普賢岳、迫力の平成新山を楽しむ。 九州で、百名山でなくても有名な山と言えば、由布岳と雲仙普賢岳!ということで、雲仙にやってきました。 今回は、豪華に雲仙温泉の宿に2泊して、中日に雲仙岳にアタックします。 国見岳などぐるっと回っても、それほどコースタイムがかからなそうなので、お宿で朝食をとってから8:30に予約していたタクシーで仁田峠へ。9時前に到着。 ロープウェイの左側から妙見岳方面から登っていきます。 木々を縫いながら、まずはひたすら登ります。登山道は狭いですが、特に難路もなく高度を上げていきます。登っていて嫌だったのが、シャクトリムシが糸でぶら下がっていて、それを避けながら登るくらいでしたね。これ、じっさい頭に引っかかって帽子の上をシャクトリムシが歩いてました。気持ち悪い…。 ロープウェイの山頂駅の景色を堪能して、妙見岳の手前の神社を通り、さらに高度を上げていきます。そのまま、どんどん進んでいき、国見岳分岐を曲がり、標高1347m国見岳に向かいます。この国見岳の山頂直下が、今回一番危険な場所。しっかり鎖があります。とは言え、滑って落ちてもすぐ止まるレベルですし、難易度もそこまでではありません。しっかり気をつけてゆっくり行けば大丈夫。 一歩一歩進んで国見岳山頂へ。 上は開けていて見晴らしがいいですね。普賢岳や平成新山も見渡せます。 一呼吸おいて下山、国見岳分岐まで戻ります。そこから鬼人谷分岐を左折。ぐるっと回って遠回りしつつ、普賢岳に向かうルートをとります。 というのも、風穴別れから普賢岳に向かうルートが一方通行なので、こっち側から回るしかないのです。なのに、なぜか反対から回ってる外国人がいました。注意書き読んでないな…。こちらのルートは、道中に風穴が2箇所ほどあります。近づくと涼しい風が吹いてきます。この風穴、夏でも4度くらいの涼しさだそうで、昔はカイコの卵を保管して羽化の時期を遅らせたり、氷室にしていたりと、こんな山奥まで活用していたらしいです。すごいですね。 こちらのルートだと、平成新山におもいっきりちかずくので迫力ある景色が楽しめます。 平成新山を近くで堪能したら、いよいよ、今登れる最高峰、普賢岳山頂へ。 サクッと登れてしまいました。山頂は、見晴らしがよく絶景です! 自分の中で意外だったのが、普賢岳は岩の稜線が多いのかと思っていたら、実際は山頂以外は、木々が多い茂っている緑豊かな山だったということですね。過去の噴火のイメージが強すぎました。基本は、森あるきで、ところどころ見晴らしの良い場所がある感じですね。 山頂を楽しんだら下山です。 帰りはあざみ谷ルートから下山。このルートは、すごく整備されていて歩きやすいですね。妙見のルートより全然親切です。道幅も広い。あざみ谷は、鳥の鳴き声が綺麗で、緑が豊かなエリアですてきです。バードウォッチングをしにきてる人もいました。 あざみ谷からはサクッと仁田峠のロープウェイ乗り場まで降りてきます。 さて、ここから帰りのタクシーは手配していないので、徒歩で温泉宿に向かいます。 池の原園地に向かう登山道が整備されていて、ひたすらそこを降りていきます。道中、ゴルフ場があったり、ミヤマキリシマの群生地があったりと、このあたりも観光を楽しめそうなエリアでした。ミヤマキリシマのピークはここ綺麗なんだろうなあ。 あとは、道路沿いに歩いて、無事に雲仙温泉に帰還。時間は午後1時をすぎていて、行動食を何も食べていなかったので、近くの食堂で、美味しいちゃんぽんをいただきました。 雲仙岳は、手軽に登れるコースタイムで、温泉旅行のついでに登れる良い山ですね。6月なのに晴れてくれて本当に幸運でした!

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