雲仙・普賢岳火砕流30年、2400本の光に祈り込める

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 43人の死者・行方不明者を出した長崎県雲仙・普賢岳の大火砕流から、3日で30年となる。2日夜には、被災地の同県島原市で追悼行事「いのりのともしび」が行われ、地元の児童らが制作した約2400本のキャンドルの光で犠牲者をしのんだ。

犠牲者を悼み、火がともされたキャンドル(後方は雲仙・普賢岳の噴火でできた平成新山)(2日午後7時42分、長崎県島原市で)=浦上太介撮影
犠牲者を悼み、火がともされたキャンドル(後方は雲仙・普賢岳の噴火でできた平成新山)(2日午後7時42分、長崎県島原市で)=浦上太介撮影

 普賢岳は1990年11月、198年ぶりに噴火。翌91年6月3日に大火砕流が発生し、その後も火砕流が頻発した。96年6月に噴火活動終息が宣言されるまでに計44人が犠牲となった。

 同市平成町の雲仙岳災害記念館前ではキャンドルに火がともされ、「いのり」「未来へ」の文字や、児童らが書いた「噴火しませんように」「たくさんの支援ありがとう」などの願いや思いが浮かび上がった。

スクラップは会員限定です

使い方
「社会」の最新記事一覧
記事に関する報告
2097144 0 社会 2021/06/03 05:00:00 2021/06/03 06:35:35 2021/06/03 06:35:35 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210603-OYT1I50018-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

セレクション

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)