――デビューのきっかけは?
11歳の時に、ゲーム会社のイメージガールの一般応募に応募したんです。その審査員の中に現事務所の方がいて、スカウトしてもらったのがきっかけです。
――もともと芸能界に興味があったのですか?
いや(笑)、実は全くなかったんですよ。ただ、テレビに出てみたいという興味本位で。家族も「じゃぁ、オーディション受けてみようよ!」と言ってくれて、その日のうちにオーディション用紙を出したんです。だから、ずっと前から芸能界に興味があったというわけではなかったんですよ。
――でもその結果、今の加藤さんがあるわけですよね(笑)。今まで、沢山のお仕事をされてきたと思いますが、辛かったことは?
毎回同じ役を演じるわけではないので、どうやって演じたらいいのかということに悩んだりすることはありますけど、特に“辛い”と思ったことはありません。頂いた仕事が全部勉強だと思ってます。

――逆によかったことは?
私を応援してくれる人達がいるんだなと実感した時ですね。最初は家族だけだったのが親戚に広がり、友達から直接お会いしたことがない人まで、だんだん応援してくれる人の輪が広がってきているのを感じて、このお仕事をやっていてよかったなとは思いました。
――去年に続き、今年もミュージカル『白雪姫』を公演されていますよね。2度目の公演ということですが、演じていていかがですか?
特に、ココが変わったという実感はないんですけど、去年よりモチベーションの保ち方が分かるようになりました。、毎回毎回来てくださるお客様は違うので、私も、初めての気持ちで演じられるようにと思っていて。今年は、2度目ということもあって、気持ちをゼロに切り返すのが早くなりましたね。

――2度目というプレッシャーなかったですか?
それはあまりなかったです(笑)。プレッシャーはあまり感じずに、初心に戻って演じることが出来てますよ。
――去年の一年間で、延べ7万人の方が観に来ているそうですね。
毎回ではないんですけど、舞台が終わった後にお見送りをしているんです。お子さんだったり、大きいお友達(笑)と握手をしているんですが、実際握手していると、あっ、こんなにお客さんが来てくれてたんだ!って。舞台上だと客席が見えないんですよね。終わってから握手してみるとその人数の多さにびっくりするんです。それに約7万人の方と握手したんだと思うと、自分でもすごいなと思います。