チュートリアル福田 台本を見ただけで心が折れたバラエティ番組「これ、なかなかきついですよ」

[ 2023年8月1日 20:56 ]

「チュートリアル」の福田充徳
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 お笑いコンビ「チュートリアル」の福田充徳(47)が1日に更新されたYouTubeチャンネル「くろだ煮」にゲスト出演。芸人生活で苦しかった時代を振り返った。

 徳井義実と組む「チュートリアル」は2006年のM-1で優勝して大ブレーク。仕事が一気に増え、直後は年に1、2回の休みという超多忙スケジュールをこなしていた。

 「M1獲った後は、正直コンビ仲は良くなかったですね」と福田が告白すると、ホスト役のメッセンジャー黒田は「そうなん?」と驚きの表情。「毎日の仕事が今まで経験したことのないもんばっかりやったし、うまいこともできてないし」。ボケの徳井にばかりスポットが当たる中で、福田は「(東京の)バラエティ番組って、別にツッコミいらないんですよ」とジレンマを抱えたまま、淡々と仕事をこなす日々。押しの弱い性格も災いして、「オレ、(番組に)呼んでもらっても、何もできてないんですよ。行ってるだけ」と失意は続いていた。

 ある時、お笑いコンビ「ピース」と一緒に出た特番で、渡された台本を見た時、福田は絶句した。「僕の台詞なんか、台本に一言もないんですよ。これ、なかなかきついですよ」。福田によると、又吉直樹の台詞は少しあったものの、徳井と綾部祐二のが大半を占めていたという。

 黒田が「そういう時、どう思うの?」と問うと、「まあ、そうか、と。(本当は)綾部と徳井で(番組を)やりたかったけど、会社的にコンビで入れたかったら、やってるんやろな」と“オトナの対応”を見せた。

 福田にとっての転機は、2011年に急性膵炎で入院し、2カ月ほど現場を離れた時だった。「休んで、ホンマにオレ、おらんでもええわ、と思った」と冗談を交えながらも、「逆に(仕事を)楽しもうかな、と」と思考を転換して、精神的な苦境を脱したことを明かした。

 

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