石原伸晃氏2年後の参院選出馬目指す 次期衆院選不出馬表明

次期衆院選に出馬しない意向を表明する自民党の石原伸晃元幹事長=27日午後、東京・永田町の党本部(矢島康弘撮影)
次期衆院選に出馬しない意向を表明する自民党の石原伸晃元幹事長=27日午後、東京・永田町の党本部(矢島康弘撮影)

自民党の石原伸晃元幹事長は27日、党本部で記者会見し、次期衆院選への不出馬を表明した。「新しいリーダーをそろそろ作っていかなければならないと考え、今回の決断に至った」と説明した。政界引退は否定し、2年後の参院選で東京選挙区での立候補を目指す考えを示した。「父・慎太郎(元都知事)と安倍晋三元首相の遺志を引き継いでいかなければならない」と述べ、取り組みたい課題として憲法改正を挙げた。

石原氏は国土交通相や経済再生担当相、党政調会長を歴任。自民派閥の石原派(現森山派)も率いた。令和3年の衆院選東京8区で立憲民主党の新人に敗北し、比例復活もできなかった。

石原氏、選挙区不出馬意向 次期衆院選、27日に表明

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