NHKは18日、お笑いトリオのネプチューンがMCを務める特別番組「名将たちの勝負メシ」(Eテレ)を22・29日の2夜にわたって放送すると発表した。
ネプチューンの3人が、歴史上の名将、偉人たちが食べていた料理を再現し、彼らの生き方や哲学を学んでいく歴史料理バラエティー。第1回のテーマは、古代ローマの英雄、ユリウス・カエサルで、2000年以上も昔、日本でいえば弥生時代に生きたカエサルを、政治家と軍人それぞれの側面から掘り下げる。政治家カエサルの勝負メシは、ウツボの料理。専門家として、古代ローマ時代をモチーフにした人気漫画「テルマエ・ロマエ」の作者、ヤマザキマリさんを迎え、なぜウツボだったのかその理由を探っていく。さらに、ネプチューンの3人がウツボ料理の再現に挑戦する。
第2回では、放送中の大河ドラマの主人公でもある徳川家康を取り上げる。実は戦が得意ではなかったという家康がどうして天下を取れたのか。その驚きの生き方に、勝負メシから迫っていく。
ネプチューンは、3人とも歴史好きで、原田泰造は坂本龍馬、堀内健は武田信玄、名倉潤はザビエルをそれぞれ推す。収録を終え、「頂点に上り詰めた名将たちがいったいどんなものを食べていたのか?という番組ができてとてもうれしく思います」と喜びのコメントを寄せた3人。従来の歴史番組にない切り口が面白かったと振り返り、番組内で実際に作ったカエサルの料理を「2000年前のものとは思えないほどおいしかったです。皆さんもぜひ、番組を見て、作ってみてください!」と絶賛した。番組では、3人で歴史コントにも挑戦。「食べて学んで大笑いできるので、みなさんお楽しみに!」と力を込めた。