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  4. 狭小住宅の一番のデメリットは「建築費」が高くなる傾向にある

狭小住宅の一番のデメリットは「建築費」が高くなる傾向にある

狭小住宅はもちろんメリットだけではありません。きちんとデメリットも把握して判断する必要があります。ここでは、狭小住宅のデメリットをまとめます。

掲載事例:「シンプルで長屋の佇まいをもつ狭小住宅」 株式会社ホープス

掲載事例:「シンプルで長屋の佇まいをもつ狭小住宅」 株式会社ホープス(こちら
なんと7.2坪の狭小住宅

「建築費」が高くなる可能性がある。

原因のひとつは、建築資材などの搬入時に人件費や車両費などが通常よりプラスされるため建築費は高くなる傾向にあります。
なぜかというと、敷地が狭いため、建築地のすぐそばに大型トラックがつけられず、軽トラックなどでの搬入となった場合、同じ量の建築資材を運ぶにも往復する回数が増えます。さらに車が通れない道などの場合は人力で運ぶ状況も多くなるためです。
それに関連して工事現場に駐車場や資材置き場がないことなどが、工事費用の上がる原因につながります。

このようなプラスでかかる部分の費用については、認識しておきましょう。

3階建て以上の木造住宅は建築する際に、制約が多いため注意が必要。

狭小住宅は3階建てで建築される場合が多いですが、防火地域ではそもそも3階建て以上の木造住宅は禁止されています。さらに準防火地域では準耐火建築物* とする必要があります。
*壁・柱・床などの主要構造部、すべてが45分間の過熱に耐えられる構造のこと

狭小住宅でおすすめの工法は、鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨造(S造)のラーメン構造です。木造に比べ建築費は割高となりますが、建物の構造がしっかりしていることで、壁の少ない間取りや広い窓など開放的な空間に向いているため、プランの自由度が高くなります。
その他、住宅地における建物の斜線制限により屋根を急勾配にするなども決められています。

狭小住宅は、狭い土地ならではの制約が多いこともしっかり把握しておきましょう。

新築から10年程度での外壁メンテンスは要注意。

一般的に10年程度経過すると、建物の外壁修繕を行います。その際に、隣家との間が狭すぎて工事の足場が組めないなどの問題が多いそうです。民法上は、隣家との敷地境界線から50㎝以上離れたところに建てる必要がありますが、両隣とも少しでも広く建てたいという思いから実際には50cmない敷地もあるとのこと。
新築から数年たった住まいのメンテナンスは定期的に必要なため、いざ工事をと思っても実施できない状態にならないように注意しましょう。

狭小住宅は、上記のようなデメリットも理解した上で計画を進めましょう。
デメリットを感じさせない工夫を凝らすことで、理想の狭小住宅を実現することも可能です。
不安を解決する手段の1つは「間取り」です。次は、誰もが気になる狭小住宅の間取りについて、大空間を実現するポイントをご紹介します。(こちらから

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