※イメージ画像:『堀北真希 2014年カレンダー』トライエックス

 現在、主演ドラマ『ミス・パイロット』(フジテレビ系)が放送されている、女優の堀北真希。ドラマでは就職活動に失敗した挙句、パイロットの訓練生になったドジなヒロインを演じており、12月には2年ぶりの主演映画でオタク系女子を演じる『麦子さんと』が公開される。

また、9月にはセクシーショットも収めた写真集『Dramatic』(マガジンハウス)を出版するなど、まさに旬の女優といえる。

 堀北は「第42回ベストドレッサー賞」の芸能部門に選出され、27日に夏木マリ綾野剛らとともに授賞式に出席。普段はパンツにセーターが好きという堀北だが、この日は紺のベロア素材のドレスにダイヤのアクセサリーという大人っぽいスタイルで登場し、「おしゃれじゃないので、びっくりしました。身に余る賞をいただきまして、恥ずかしいです」とコメントした。

 また、クリスマスの予定について聞かれると「(『ミス・パイロット』が)ちょうど最終回なんです」とはぐらかした堀北。「誰と観るんですか?」という質問には「いつも一人でじっくり観てるので、なるべく大人数で観たいですね」と答え、「おしゃれしてパーティーとか行きたいです。

誰か誘ってほしいです…」と孤独なプライベートを明かした。

 これを受けて、ネット上では「ガチで一人でこたつに入ってそう」「じゃあ、俺が誘おうか?」などの声が上がっており、「無理にリア充感を出さないのがいいね」「自然体で好感がもてる」と好意的に受け止められているようだ。

「これまで、オリエンタルラジオ藤森慎吾櫻井翔など、熱愛の噂こそありましたが、決定的な情報に欠けることから、ネット上では処女説まで流れる堀北ですから、今回の発言も『やっぱり…?』という感じで好印象のようです。また、セリフ覚えが良くNGも少ないことから、プロ意識が高くストイックな女優というのが業界内の評価です。一部で『ミス・パイロット』で共演している相武紗季との不仲もささやかれましたが、もともとあまり群れない性格なんでしょう」(芸能ライター)

 映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズで見せた昭和の装いが似合うことからも、25歳のわりには落ち着いた雰囲気を醸し出している堀北。19日に発売された「週刊朝日」(朝日新聞出版)でも、作家・林真里子との対談の中でその質素な私生活について語っている。

服を買ってストレス発散をすることもたまにあるというが、かわいい服をほしいと思っても「外に出かけないので、着ていくところがない」と語り、林から「寂しくないですか、25歳の女性として」とツッコまれている。また、お酒を飲むのは好きだとしながらも「外食はほとんどしない」と言い、親と飲むことが一番多いという堀北。「友達とLINEとかは?」という質問には「しないです」とあっさり返答し、女子会についても「私、人と価値観が違うところが多くて、あんまり…」と語り、一人でいるのが楽しく、大勢で集まったりするのが苦手だと漏らしていた。

 恋愛についても「(したくても)外に出ないのでダメだなと思っています」「皆さんに心配されてます」「私、本当に上手に人付き合いができないので」とネガティブな発言を連発しており、地味な私生活を覗かせた。

「『梅ちゃん先生』(NHK)でヒロインを演じて一躍国民的女優となった堀北ですから、単純に忙しくて恋愛する暇がないのかもしれませんね。先日、桐谷美玲も『友達が少ない』『マネージャーに心配される』と意外な“ぼっち”キャラを明らかにしていましたが、人気者には仕方のないところかもしれません。

そもそも堀北は家の近所をジャージ姿で歩いていたところをスカウトされたという逸話があるぐらいですから、洒落っ気とは無縁なんでしょう」(同)

 芸能人に限らず“リア充なワタシ”をアピールする女性も多い中、堀北のような存在は貴重といえる。また、人気女優の中には「実は人見知りでネガティブ」な性格を明かす新垣結衣星野真里のような例もあるだけに、堀北もこのままの路線で突っ走ってもらいたいものだ。
(文=津本ひろとし)