現在、主演ドラマ『ミス・パイロット』(フジテレビ系)が放送されている、女優の堀北真希。ドラマでは就職活動に失敗した挙句、パイロットの訓練生になったドジなヒロインを演じており、12月には2年ぶりの主演映画でオタク系女子を演じる『麦子さんと』が公開される。
堀北は「第42回ベストドレッサー賞」の芸能部門に選出され、27日に夏木マリや綾野剛らとともに授賞式に出席。普段はパンツにセーターが好きという堀北だが、この日は紺のベロア素材のドレスにダイヤのアクセサリーという大人っぽいスタイルで登場し、「おしゃれじゃないので、びっくりしました。身に余る賞をいただきまして、恥ずかしいです」とコメントした。
また、クリスマスの予定について聞かれると「(『ミス・パイロット』が)ちょうど最終回なんです」とはぐらかした堀北。「誰と観るんですか?」という質問には「いつも一人でじっくり観てるので、なるべく大人数で観たいですね」と答え、「おしゃれしてパーティーとか行きたいです。
これを受けて、ネット上では「ガチで一人でこたつに入ってそう」「じゃあ、俺が誘おうか?」などの声が上がっており、「無理にリア充感を出さないのがいいね」「自然体で好感がもてる」と好意的に受け止められているようだ。
「これまで、オリエンタルラジオ・藤森慎吾や嵐の櫻井翔など、熱愛の噂こそありましたが、決定的な情報に欠けることから、ネット上では処女説まで流れる堀北ですから、今回の発言も『やっぱり…?』という感じで好印象のようです。また、セリフ覚えが良くNGも少ないことから、プロ意識が高くストイックな女優というのが業界内の評価です。一部で『ミス・パイロット』で共演している相武紗季との不仲もささやかれましたが、もともとあまり群れない性格なんでしょう」(芸能ライター)
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズで見せた昭和の装いが似合うことからも、25歳のわりには落ち着いた雰囲気を醸し出している堀北。19日に発売された「週刊朝日」(朝日新聞出版)でも、作家・林真里子との対談の中でその質素な私生活について語っている。
恋愛についても「(したくても)外に出ないのでダメだなと思っています」「皆さんに心配されてます」「私、本当に上手に人付き合いができないので」とネガティブな発言を連発しており、地味な私生活を覗かせた。
「『梅ちゃん先生』(NHK)でヒロインを演じて一躍国民的女優となった堀北ですから、単純に忙しくて恋愛する暇がないのかもしれませんね。先日、桐谷美玲も『友達が少ない』『マネージャーに心配される』と意外な“ぼっち”キャラを明らかにしていましたが、人気者には仕方のないところかもしれません。
芸能人に限らず“リア充なワタシ”をアピールする女性も多い中、堀北のような存在は貴重といえる。また、人気女優の中には「実は人見知りでネガティブ」な性格を明かす新垣結衣や星野真里のような例もあるだけに、堀北もこのままの路線で突っ走ってもらいたいものだ。
(文=津本ひろとし)