映画館で場外乱闘!怪獣プロレスが映画と初コラボ「大巨獣ガッパ」上映後に会場で試合、伝説俳優も参加

 怪獣やUMA(未確認動物)を題材としたレスラーによるエンターテインメント系プロレス団体「怪獣プロレス」が23日、『怪獣映画祭in池袋HUMAXシネマズ』 と題したイベントを開催する。昭和の怪獣映画とプロレスが合体した初のコラボ企画となる。(文中敬称略)

 都内の映画館「池袋HUMAXシネマズ」で開催されるイベントだが、まずは映画「大巨獣ガッパ」(1967年公開)を上映。東宝の「ゴジラ」シリーズ、大映の「大魔神」や「ガメラ」シリーズなど、昭和の怪獣・特撮映画ブームを背景に、日活が製作した唯一の怪獣映画で、川地民夫、山本陽子、小高雄二、和田浩治、藤竜也らが出演している伝説の作品だ。

 57年前の作品をスクリーンで鑑賞した後は、怪獣プロレスの試合が行われる。同団体社長の雷神矢口(矢口壹琅)、怪獣レスラーの大怪獣ブルゲーターと大巨獣ギョロンが参戦。また、「ウルトラマン80」や「科学戦隊ダイナマン」などのヒロイン役で知られる萩原佐代子、「超人バロム・1」や「ウルトラシリーズ」など数多くの作品に出演してきた高野浩幸ら特撮ドラマのレジェンド俳優が、怪獣を操るキャラクターに扮(ふん)して試合に絡む。

 では、客席が固定されている映画館で行われるプロレスの試合とは、どのような形態になるのだろうか。

 矢口は、よろず~ニュースの取材に対して「リングを立てるスペースがないので、会場の至る所で試合するストリートファイト形式です」と明かした。また、“怪獣大使”として参戦する高野は「場外乱闘のような(試合になる)!怪獣同士の格闘が目の前で観戦できて、迫力があると思います。皆様お楽しみに!」とアピールした。

 その後はトークショーを開催。UMA・怪獣研究家で作家の山口敏太郎と中沢健が司会を務め、矢口、萩原、高野が語り合う。矢口は「イベント終了後にはサイン会も行われます。2月23日は“怪獣の世界”へと皆様をお連れいたします!お待ちしています!」と呼びかけた。イベントは13時開演。チケットは池袋HUMAXシネマズHPへ。

(デイリースポーツ/よろず~ニュース・北村 泰介)

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