函館山の夜景|ゴールデンタイムに朝夜景!日本三大夜景の楽しみ方&アクセス

函館山の夜景|ゴールデンタイムに朝夜景!日本三大夜景の楽しみ方&アクセス

函館といえば美しい夜景で有名ですが、なかでも函館の夜景スポットで外せないのは函館山の山頂展望台です。津軽海峡と函館湾に挟まれた市街地は、まるで煌めくジュエリー。旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三ツ星を獲得したとびっきりの夜景は、神戸の摩耶山、長崎の稲佐山と並ぶ日本三大夜景の1つに数えられています。

まずは、函館山山頂へのアクセス方法、函館山の夜景観賞のゴールデンタイムをチェック。ロープウェイだからこそ、レンタカーだからこそ見られる夜景、知っててオトクな情報も紹介します。函館山の夜景を見に行きたいと思っている方、必見です!

目次

函館山の夜景|ゴールデンタイムに朝夜景!日本三大夜景の楽しみ方&アクセス

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1.函館山山頂へのアクセス

函館山山頂

函館市南西の端に位置する函館山の山頂へは、ロープウェイやバスをはじめとした様々な方法でアクセスできます。しかし、ロープウェイには毎年点検運休期間があること、冬季は山頂への道路が閉鎖されること、マイカー通行制限の時間帯があることなど、函館山へのアクセスについては事前に知っておきたい情報がいろいろあります。

そんな意外とややこしい函館山山頂へのアクセス方法を、わかりやすくまとめまてみました。おすすめポイント、注意点、オトク情報などを併せて、それぞれの概要をチェックしてみましょう。

◆函館山ロープウェイ

函館山ロープウェイ

函館山観光で最も一般的なのはロープウェイです。ロープウェイ山麓駅から約3分の空中散歩を楽しみながら、海抜334mの山頂駅まで上がれます。125人乗りのゴンドラを約10分間隔で運行していて、機動力も抜群。キレイな景色を眺めながら登れるのが魅力です。

ロープウェイ山麓駅へは、函館市電の「十字街」電停から徒歩10分ほどでアクセスできます。

◆函館山登山バス

函館山登山バス

登山道が通行できる4月中旬から11月上旬頃までは、JR函館駅から乗り換えなく函館山山頂まで行ける路線バス「函館山登山バス」を利用できます。

乗車場所は、JR函館駅前4番乗り場。明治館前や登山口など5つのバス停を経由し、函館山山頂までの所要時間は約30分。車窓を楽しめるオススメの座席は、往路が右側、復路は左側。ロープウェイとは一味違った景色を楽しめます。

函館山登山バスの運賃は500円と、ロープウェイよりもリーズナブルです。さらに、函館山登山バスは、函館バス専用1日券「カンパス」や、函館バス・函館市電共通1日券でも乗れちゃいます。登山バスを運行している期間限定にはなりますが、函館市内の観光と函館山を一緒に楽しめてオトクですよ。

◆レンタカー

函館駅周辺からロープウェイ山頂展望台までレンタカーなら約20分と快適ですが、人気の夜景タイムは混雑防止のため通行禁止になっています。通行できる時間と時期を確認して、観光プランを立てくださいね。

函館山「朝夜景」

【耳寄り情報】朝夜景

レンタカーで函館山の夜景観賞したい方には、"朝夜景”がイチオシです!
日の出前に山頂へ向かい、レンタカーだからこそ観ることができる幻想的なマジックアワーをご堪能ください。

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◆定期観光バス

JR函館駅や湯の川温泉、主要ホテル発着で函館山観光を楽しめる観光バスもあります。ベイエリアのライトアップ施設を車窓見学も一緒にできるプラン「函館夜景号」も人気ですよ。

◆タクシー

料金は高くなりますが、ラクに行くならタクシーも利用できます。

函館山山頂でタクシーは拾えないので、帰りもタクシーを利用したい場合は往復の予約が必要。山頂でゆっくりして、帰りはロープウェイやバスなど別の手段で下山することもできます。
※冬期は登山道路が閉鎖されるため、タクシーも利用できません。

◆登山:1時間のハイキングで山頂へ

函館山をハイキング

明るい間に、函館山をハイキング感覚で歩いて登るのもおすすめです。街並みや海を眺めながら楽しむ1時間ほどのハイキングで、山頂展望台に到着。途中、後述する「函館山砲台跡」の見学もできますよ。

暗くなると危険ですので、夕方までには山頂に到着できるよう時間に余裕をもって出発してくださいね。また登山の際、植物の採取やコース以外への立ち入りなど禁止事項は絶対×。ルール厳守でお願いします。

函館山山頂では、山頂レストランやカフェで景色を楽しみながらティータイムしたり、ショップでオリジナルグッズやポストカードなどお土産をチェックしたりと、夕刻まではのんびり。本命の夕焼けから夜空の夜景を堪能し尽くしたら、帰りはロープウェイか登山バスで下山しましょう。

2.函館山のゴールデンタイム:日没から夜

函館山夜景のゴールデンタイム

せっかく見るなら一番きれいな時間に見たい!でもいつがいいのか、タイミングがわからない...。という方もきっといらっしゃいますよね?

函館市の観光情報サイトが公式にオススメしているゴールデンタイムはズバリ、日没前後!太陽が沈んで30分ほどは、まだ日が落ちきらない薄暗い時間です。この薄暮から夜に変わっていく過程が最も美しいベストタイムとして人気があります。早めに函館山山頂の展望台にへ行っておくこと、事前に日没時刻をチェックしてその時を見逃さないようにするのがコツですよ。

3.朝夜景

函館山の朝夜景

レンタカーで函館山の夜景観賞をしたい方にオススメなのが「朝夜景」です。夕方から夜間はマイカー規制されるため、夜はレンタカーで函館山山頂に上がることができません。ですが、朝ならOK!ロープウェイは朝10時から運行開始のため、早朝の山頂展望台を満喫できるのは車で行く人の特権です。

夜景と朝焼けの入り混じった美しいマジックアワーは、夜明け前のほんの一瞬だけ見ることのできる幻想的な景色。煌びやかさではゴールデンタイムの夜にはかないませんが、非常に混み合う夕方から夜とは異なり、朝夜景は静かな環境で見られるのも大きな魅力。オレンジ色の朝焼けとご来光を独り占めできますよ。

4.冬夜景

函館山の冬夜景

冬に函館山山頂へ行ける唯一の手段はロープウェイです。そして、冬だからこそ見られるのが「冬夜景」。この季節しか見られない雪明りとイルミネーションのコンビネーションが魅力です。

雪の積もった街の中でともる街灯やネオンの明かりが、真っ白な雪に反射して一層煌めきます。クリスマスシーズンの函館は一年の中でも気合が入っており、どの季節にも負けない美しさ。地上334mの展望台からでも見える巨大なクリスマスツリーがライトアップされていて、毎日花火が打ち上げられます。

5.裏夜景:きじひき高原パノラマ展望台からの眺望

函館の裏夜景(きじひき高原パノラマ展望台)

函館の「裏夜景」は、ツウな夜景スポットのひとつ。この景色が見られるのは函館山ではなく、函館山から20kmあまり北に位置する北斗市の木地挽山(きじひきやま)です。

標高約560mの「きじひき高原パノラマ展望台」からは、函館の市街地夜景と陸繋島(りくけいとう)になった函館山を眺められます。7月から9月ごろなら、イカ釣り漁の漁火とのコラボレーションもキレイ。

きじひき高原パノラマ展望台から見るトワイライト

たそがれ時のトワイライトもロマンチックでおすすめです。

きじひき高原パノラマ展望台を開放している期間は、4月下旬から10月末ごろ。期間内の8時半~20時まで利用できるので、ゴールデンタイムの夜景を見るにはバッチリです!
日中なら、大沼公園から羊蹄山まで360度のパノラマを見渡せますよ。

6.服装、冬の防寒対策は?

日没後の函館山山頂は、夏でも風が強いことが多いため、羽織れるものを1枚持って行った方が良いでしょう。特に真冬に函館山へ行くのであれば、とにかく着込んで防寒対策を万全に。手袋はもちろん、帽子またはフードも必須の寒さです。

もし持ってくるのを忘れたり、着込んだつもりでも思っていたより寒かったりする場合には、函館山ロープウェイ山頂駅の売店に、ネックウォーマーやイヤーマフなどのグッズ、使い捨てカイロなどが売っています。あまり寒い時には、屋内展望台もあるので無理をせず楽しんでくださいね。

◎函館山展望台から徒歩で、砲台跡も観光!

函館山の砲台跡(千畳敷要塞跡)

戦時中は、日本地図からその存在自体が消されていたというミステリアスな函館山。今では函館を代表する観光名所として外せない名所であり、夜景観賞やハイキングで愛されています。

そんな函館山の山頂付近に、「函館山砲台跡」という要塞の遺構が残っているのをご存知でしょうか?タモリさんの探検散歩番組『ブラタモリ』で紹介されて注目を浴びた要塞遺構は、山頂の展望台から歩いて散策できます。

早目の時間にロープウェイで山頂へ上がって要塞跡を見学し、展望台のカフェで休憩。青空~トワイライト~夜景へと移ろう景色をゆっくりと堪能するというプランもステキです。

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