「国が発表している情報は不十分」と指摘する国会議員

[東京 2023年5月]
一方で、自分の病気とワクチンとの関連を調べている国会議員がいます。

立憲民主党の原口一博 衆議院議員。

2022年10月、3回目のワクチンを打った後、体調が悪化。一向に良くならないため2023年1月末、精密検査を受けたところ…

(原口一博 議員)
「ワクチンを打った後に脚が動きにくくなったのと、喉がちょっとこうやってしゃべっていたらかすれてくる。あまりにもおかしいので診てもらったら、医師から『ヤバいです』と…」

病名は「悪性リンパ腫」。

抗がん剤の影響で髪が抜けましたが、統一地方選への影響を考えかつらをつけて政務をこなしていました。

しかし、インターネットでの議会中継をきっかけに、4月に病気を公表したのです。

(原口一博 議員)
「製薬会社も国も5回目・6回目接種の知見はないはず。なんか効きそうだから打ってください、あとは自己責任です、と言っているのが今の段階。
このこと自体がおかしい。判断ができない」

それ以降、ツイッターでも自身の病状などを発信。努力義務で接種を進めた一方で、国が発表している情報は不十分だとして独自に調査を続けています。

(大石アンカーマン)
「国会議員として原口さんはどんな行動をとっていく?」

(原口一博 議員)
「ヨーロッパやアメリカなど、mRNAワクチンを打っている国とも横で連携をとりながら開示を求めていく。デクラス(機密開示)を求めていく」

(大石アンカーマン)
「開示というのは製薬会社と…」

(原口一博 議員)
「政府との契約ですね」

ワクチンとがんとの因果関係を調べている国会議員。
ワクチンの副反応について司法の判断が示される可能性がある裁判。

これまでとは別の角度からワクチンの副反応に対して光が当てられそうです。

2023年6月8日放送 CBCテレビ「チャント!」より