高須院長、原口一博氏の「検査を『世界標準』に」のツイッターに疑問…「どの検査を指して世界標準と思っておられるのか存じませんが…」

スポーツ報知
高須克弥氏

 高須クリニックの高須克弥院長が13日、自身のツイッターを更新した。

 高須氏は、国民民主党の原口一博衆院議員が「検査を『世界標準』にする事は、「早期発見・早期治療・早期隔離」のためにも必要。検査を世界標準にしたら医療機関が崩壊するという人がいるが、その論拠は、『既に感染が蔓延していて手に負えない状態』だと認めているからか?適切な医療提供体制とリンクして地域を区切ってやるなら可能では?」とのツイートをリツイートし「原口先生、どの検査を指して世界標準と思っておられるのか存じませんが韓国やイタリアのような検査方式には反対いたします。医療従事者は患者毎にフェイスガード、マスク、グローブ、防護衣を新品に交換する必要があります。感染者が発見できてもできるのは風邪やインフルエンザに準じた対症療法だけ」と持論を主張した。

 このツイッターを原口氏はリツイートし「高須先生、ありがとうございます。

 〈1〉ご指摘のとおり医師が対面しての大量簡易検査方式は、医師や他の患者への感染を拡げる危険があり私も反対です。

 〈2〉それでは感染のサーベイランスを断念して良いかと言えばそれもさらなる感染拡大リスクを伴います。

 〈3〉どうせ対処療法しかないからと経過観察重視も重篤化リスク、感染拡大リスクを考えると慎重であるべきと私は考えています。〈4〉そこで既に高須先生にお送りしたような方式「地域限定、遠隔診断限定」のサーベイランス強化体制強化で「早期発見・早期治療・早期隔離」に今から取り組むべきと。

 〈5〉100年前のパンデミック(16億人の世界人口のうち最大で1億人もの方が死亡したのではないかと推測される)は、大きく3波に分かれて人々を襲っていました。ウィルスの変異によるのでしょうか2波以降の毒性が高く死亡者が増えています」と返答した。

 続けて「#COVID-19 未知との戦いは長期に及ぶかもしれません。そのためにも〈4〉の能力を高めて備える必要があるのではないかと」とツイートしていた。

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