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メンデルのブドウで造ったワインは?@小石川植物園

2016-11-03 13:42:43 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】




ワイン(ブドウ)の研究の進展はスゴい、という話を一昨日(かな)致しました。



そのうち、全ての秘密が解明され、どんな味のワインでも思いのままに造れるようになるのかもしれませんね。





文化の日。快晴です。


休日ジョギングは、近場の小石川植物園。

正門から植物園本館に上って行き、比較的すぐのところにあるのが「ニュートンのリンゴ」

こちら


看板にもあるように「メンデルのブドウ」です。


遺伝学の基礎を築いたメンデルGregor J. Mendel(1822-1884)が実験に用いた由緒あるブドウの分株で、「メンデルのブドウ」と呼ばれています。 これは第2代園長を務めた三好 學が、大正2(1913)年チェコのブルノーに、メンデルが在職した修道院を訪ねたとき、旧実験園に残っていたブドウの分譲を依頼して、その翌年に同地から送られてきたものです。 この後、メンデル記念館のブドウは消滅したことがわかり、本園のブドウを里帰りさせて、現地にも同じブドウの株を復活させました。



さすが小石川植物園、ブドウ一つとっても、サイエンスの心あふれるものがあります!と感心しきりも、看板の右奥に見えるブドウの本体は、

こんな感じ


札を見ると、「品種 不明」となっていますよ!





もちろん、見た目ではよくわからないことはあると思いますが、DNAレベルなどで調べれば品種名(あるいはどの品種に近いか)は、まずわかるはず。


事実、各地で「何処何処のブドウは、実はあそこのブドウと親戚だったことが地元の大学の研究で明らかに」などというニュースも見ます。



ましてや、ここはあのノーベル賞を受賞した大隅先生の出身学科(あまり知られていませんが、医学生理学賞ですが、学科は生物学科植物)の付属の植物園です。手間暇かければできないわけがありません。


でも、しないんでしょうね。

それってサイエンスというよりテクノロジーだし、次の一手に悩むのではなくスマホで調べるようなもので、科学の心は満たされない。


「わからない」ことのファンタジーって確かにあると思います。


今日の晩御飯も、、、、、ファンタジーです。


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