鳥越俊太郎さんを囲んで | 原元美紀 オフィシャルブログ 「原元美紀のミキペディア」 Powered by Ameba

鳥越俊太郎さんを囲んで

ジャーナリストの鳥越俊太郎さんを囲んでいるのは…、


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田中美帆さん、山本志織さん永井まどかさん 、柴山延子さん、佐伯桃子さん

梅田陽子さん柳沼淳子さん鳥越俊太郎さん、私、

そう、フリー女子アナの面々。


ニュースキャスター、情報番組リポーター、気象予報士、

さらには競馬キャスターと、

普段はなかなか共演することがない私たちですが、

お友達がお友達を呼び、

鳥越さんのお話を聞く会を開きました。


鳥越さんとは、

テレビ朝日の「スーパーモーニング」でご一緒させていただいたり、

梅田陽子ちゃんも一緒にがんのチャリティのスター混声合唱団の

活動で親しくさせていただいておりました。




ホテルオークラ東京のチャイニーズテーブル「スターライト」で

点心食べ放題コースを楽しみながら、

鳥越さんのお話を伺って、たっぷり勉強させていただこうという

一石二鳥な女子会にみんなワクワク。


鳥越さんからの口は、何度も『向き合う』という言葉が聞かれました。


ニュースと向き合う

取材対象者と向き合う

仲間と向き合う

がん(病気)と向き合う

死と向き合う


モノでも肩書でもなく、『人』と向き合うんですよ。



それは、「ジャーナリスト」という肩書で呼ばれるよりも、

「ニュースの職人」でありたいという、

「常に自分が対峙するものときちんと向き合うんだ」

という鳥越さんの真摯な姿勢が感じられる言葉でした。



そして、胸ポケットから取り出した筆ペン。


取材を申し込むときは

いつもその筆ペンでご自身の熱い思いと誠実な気持ちを

届けようとしていらっしゃるそうです。


ある事件の被害者遺族には、

筆ペンで書いた大きな文字で思いを書き綴っていたら

30枚にもなってしまい、

そのまま原稿でも渡すかのように大きな封筒に入れて

郵送したそうです。


そしてその思いは遺族の方に受け止められ、

実を結んだとか。



また、ご自身を振り返って、こんなお話も。


「僕は言葉に訛りもあるし、ポンポン早口では喋れない。

でもその代わり若い頃にずいぶん本を読んだおかげで

じっくり考えるということができるようになったんだ。


最近の人は反応が早いけど、

その分浅いところもある。


君たちは『伝え手』としてたくさん本の読んで、

『考える力』を養ってくださいね」


お話しなさる一つ一つの言葉に身が引き締まる思いでした。



またおちゃめな所のある鳥越さんが、

「今後の夢」を教えてくださいました。


あまりにも驚くことなので、ここでは書けませんあせる


みなさんもいつか機会があったら

鳥越さんの口から直接聞いてください。


鳥越俊太郎さんの公式ブログはこちら

「ニュースの職人日記」


さてさて終了後、

「今日はなんだかゼミみたいだったね~」

と話しながら帰りました。


今年で女子アナ歴20年目の私ですが、

まだまだ勉強することがたくさんあるなぁ。


次回「ゼミ」、講師・生徒(フリー女子アナ)募集しまぁす。